平成25年度視察研修旅行(7/1~7/2)

 平成25年度の研修旅行は、7月1日(月)・2日(火)の日程で福井~但馬方面を訪れました。

丸岡城

 丸岡城は、現存する天守閣では日本最古のもので、屋根が全部石瓦で葺かれているなど古調に富んだ建築で、城郭建築の初期のものであることがうかがえました。また、坂井市では、日本で一番短い手紙文「一筆啓上賞」として作品を募集し、この作品を陶板にして、丸岡城周辺に設置し、訪れる観光客にPRしていました。

大安禅寺

 花菖蒲の寺として知られている『大安禅寺』は、旧福井藩主松平家の菩提寺で、禅寺としても有名。まず座禅の組み方や姿勢を教わったあと、住職の法話を聞きました。仏教の教えを現代社会にあてはめ、ユーモアをまじえて分かりやすく説く法話は、参加者全員から終始笑いのあふれる内容で、他県からも多くの方が訪れていました。

谷口屋

 福井県竹田村(現在の福井県坂井市)で大正14年に創業した老舗豆腐店「谷口屋」は油揚げを看板商品とするお店。縦横がそれぞれ約14センチ、厚さが約4センチ、重量は約300グラム弱もある巨大サイズの油揚げが人気となり、山の中で立地条件は悪いにも関わらず、県内外からお客さんが訪れていました。併設されたレストランで油揚げをメインとする昼食をいただきました。

舞鶴引揚記念館

 舞鶴港は戦後、ソ連・中国など大陸からの引揚船が入港し、引揚者を迎え入れた港であったため、それにまつわる記念館が作られています。館内には富来にもゆかりのある「岸壁の母」端野いせさんの関係資料や、シベリアでの抑留生活の資料などが展示されており、戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけていました。

但馬の小京都「出石(いずし)」

 兵庫県豊岡市にある人口2000人の小さな城下町で、城下町として碁盤の目状に整備されていることから、但馬の小京都と呼ばれています。街中は数多くの神社・仏閣や、シルクや革製品などの特産品店などが多くあり、賑わいづくりを学ぶために各自散策して興味のある場所を訪れました。